2017-06-16

家を建てる目的。「賃貸との違い」


「家を建てる目的」とはなにか。


家を建てることは、一生賃貸暮らしと比較しても

金銭的にどちらが得かはわからない時代になってきました。







仮に、一生賃貸暮らしのほうが金銭的に得だとしても、

それでも家を建てるとすれば、それはなんのためであればありえるのでしょうか。





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僕が思う「家を建てる目的」とは、



『子供の感性を育てること』


『子供の思い出を育てること』



だと思っています。




夫婦二人であれば、

一生マンションでもいいと思います。
(所有でも賃貸でも)


逆に、二世帯暮らしなど、もう家がある場合で、

子供の感性も思い出も育てられる環境であれば、

無理に新築住宅を建てる必要はないと思っています。


僕はそっちを選択しました。




子供の感性の原形が、0~10歳くらいで形成されるとするならば、

その間は、隣の人に気を遣わずにさわいでいいし、

壁にもいっぱいお絵かきしていい。

壁にクギもいっぱい打ってもいいし、

庭でどろんこ遊びをして部屋を汚してもいい。

自分の自慢の部屋に友達をいっぱい連れてきてもいい。

たまには、部屋にこもって一人でいろいろ考えてみるのもいい。



そうやって、思いっきり遊んで思い出を作って、

素敵な人に育ってくれれば、

親としてこれほど嬉しいものはないのではないかと。



僕はそうやって育ててもらいました。


だから、僕もそうやって育てて生きたい。



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もちろん人によって「家を建てる目的」は違うし、違って良い。


大事なのは、「家を建てる目的」を家づくりの途中で忘れてしまわないこと。


別の表面的なものに心をとらわれないこと。


それが、「豊かな暮らし」を手に入れるための秘訣かもしれません。



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