2018-01-18

いなか日記。67『家族で散歩と建築本。』


ゆうです^^

実は現在、木曜日は勤務している事務所を休ませてもらっています。

育休を兼ねた開業準備作業日です。

この木曜日が家族の時間と作業の時間をうまく作ってくれていて、豊かな暮らし方の参考になっています。



いつもより早起きしてブログを1本更新。

家族で朝ごはんを食べたあと、天気が良かったので相方と息子と家のまわりを散歩してきました。

ついで古紙をゴミ捨て場まで持っていく。



見下ろした顔がとてもかわいい。
息子も気持ち良さそう♪(もうすぐ寝そう。)

家のまわりには自然の木にまぎれて木の電柱があるところも。
都会の人が見たらビックリすると思う。

天気が良くてお散歩日和^^

家の玄関を飾る花やアイビーやツバキやツツジ。
緑や花があると日々の暮らしが彩られる♪

ホンダの除雪機。これがないと広い庭は除雪しきれない。
この冬も彼にとても助けられている。

これはなんでしょう?(教科書などでしか知らない人も多い?)
正解は「かんじき」。
靴の下に装着し、雪への設置面積を増やし、雪の上を歩きやすくするための雪国道具。




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さて、散歩から戻り「いよいよ作業を」と思ったのですが息子が抱っこひもの中で寝たのでそのまま動けず、予定を変更して読書タイムに^^

相方撮影。
すやすや寝てる息子を抱きながらの読書はとても幸せを感じた。


読んだのは『住宅読本』という建築家の中村好文さんが書かれたエッセイのような住宅本。

この本には思い入れがある。
僕が旅中に「住宅設計のプロになる。」と決めてから建築学科時代の友人にオススメの本を聞いたところ「この本はどう?」と教えてくれた。
オーストラリアにいたが、高い送料を払い国際便で注文!
とても刺激を受け、毎晩何度も読み返していた。


中村好文さんは設計する家も素敵だが、文章もとても上手でその世界に引き込まれる。
「こういう人に家を頼みたいな。」と思わせてくれる魅力があった。

他に『住宅巡礼』という本があり、これは中村さんが世界の建築を巡って書かれた本。

有名建築の裏側などがやさしい文章やスケッチとともに紹介されていて、これを読んで大きく旅の進路が変わった。
許してくれた相方に感謝。旅の序盤にやりたいことがみつかったことでとても良い進路変更ができた。
 →家族で夢旅!「1月17日。やりたいことがみつかった日。」



ついでにもう一冊紹介。

去年の年末に妹がプレゼントしてくれた一冊。
なんと安藤忠雄展に行ってきたんだそう!(建築好きだったのか!)
とても感動したそうで、この厚さ3cm程もある本を買ってきてくれた。
(なんと自分用にももう一冊買ったんだそう!それほど感銘を受けたのか。さすが安藤さん。)
重いし高いし、帰省荷物が他にあるなか東京から新潟まで持ってくるのも大変だったろうにわざわざ。
そういう気持ちがとても嬉しい。ありがとう妹よ。

安藤さんのサイン入り。
この本には値段が書いていなかった。安藤忠雄展でのみの販売だったのかな。

安藤忠雄の代表作「住吉の長屋。」
この建築にどれだけ刺激を受けていることか。
世界一周の旅から帰ってから真っ先に大阪に向かい、実物を見に行った。(外観のみ)

旅中の建築ノートに書かれた「住吉の長屋。」
トイレに行くのにも「外」を通らなければならないとても挑戦的な建築。

独学で建築を学んだという安藤さんも若い頃に世界を旅し、ローマのパンテオンに強烈な衝撃を受けたという。
「旅が建築家を育てる。」と誰かが言っていた。
旅中「俺も旅で育つぞ!」と息巻いていたことを思い出す。





おまけ................

我が家の裏庭のキウイはおいしく育って最近は毎日食べています^^
ポイントは、収穫してからリンゴなど他の果物と一緒にビニール袋に入れて「追熟」させること。
(それでも多少すっぱいのでザラメをふりかけ一晩寝かす。)
 →以前のキウイの様子はこちらいなか日記。23『家の庭の野菜たち_6月その2。』


キッチンの台に納まるおネコ様。
どんなところにも居場所を作る天才♪

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